福知山市議会 2008-12-11 平成20年第4回定例会(第2号12月11日)
現時点で、戦後最大の倒産件数を記録し、我が国でも、当市においても、大変な雇用不安が生じておりますが、さらに忘れてほしくないのは、かつての商都福知山の文化的担い手であった商店の壊滅的と言える窮状であります。
現時点で、戦後最大の倒産件数を記録し、我が国でも、当市においても、大変な雇用不安が生じておりますが、さらに忘れてほしくないのは、かつての商都福知山の文化的担い手であった商店の壊滅的と言える窮状であります。
次に、商都福知山の再生についてでございます。 長い間、福知山商業の牽引役であった福知山ファミリーが2月末までに1店の飲食店を除き、閉店となりました。運営会社である株式会社ファミリーの自己破産後も、テナント各店は懸命の努力をされ、営業を続けてこられましたが、閉館後は本当に火の消えたような状況となっております。
例えば三和地区、それから東部はエコートピア京都三和、長田野工業団地を中心とした工業中心のまちづくり、夜久野地区と西部は農匠の里を中心とした都市と農村の交流の舞台とブランド農作物を生かしたまちづくり、大江地区と北部は、従来からの鬼を生かした施策と、市長が昨日答弁されました全国一の森林公園をイメージした大江山国定公園による観光を中心とした全国発信のまちづくり、そして中心市街地は商都福知山の再生とオープンミュージアム
私はその市長の発言に対して、市長、反対をされておる方は3六人部の27自治会、区長さんを中心にした多くの住民、市民、そして今日までの福知山市政を支えてこられた多くの市民の皆さんですよと、また片一方、反対をされている13経済団体の住民の皆さん、この方も商都福知山を支え、そしてこの福知山の礎を築いた方々ばかりでありますと。
商都福知山はこの間、大型店はもちろんのこと、周辺地域の商業施設の立地によって大きな影響を受けてきています。全国的にも同様でありますが、しかし、自治体のトップの姿勢によって地元商業を守る施策を積極的に講じておられるところもたくさんございます。大型店の出店は時代の流れだという言葉だけでは、簡単に片づけられないものがあると考えます。
これ以上の大型店は商都福知山を破壊すると言っても過言でありません。また、まちづくりや交通に与える影響も甚大で、福知山市としての機敏でそしてかつ適正な対応を引き続き求めておきたいと思います。 さて、私があえて伺っておきたいのは、この福知山市で過去に大きな問題となった岩井への大型店の出店の関連で、この大型店が出店して以来、福知山の商業環境はどう変化したのかということであります。
さらに申し上げたいことは、国策や行政の恩恵を受けられない潜在的失業者ともいうべきかつてのこの商都福知山を支えてこられました文化的担い手、個人商店や自営業者の方々の存在であります。国民年金はもとより、全額負担の保険料は払いたくても払えず、万一全額払えたとしても、受け取れる年金額は月平均5万円以下でありまして、しかも65歳からの受給で、老後の見通しが立たないのであります。
さて、それでは実際、商都福知山の実態はどうなっているのか。事業所統計や商業統計ではどのような事態になっているのかを伺っておきます。また、大型店と地元商業の共存共栄とよく言われるわけですが、これまでの施策の到達点に立って、今後どのような商業振興や商店街振興を進められるのか、特に空き店舗対策と地域の高齢者福祉との結合、これは再三求めてきたわけでありますが、今後の具体化について伺います。
徳川の武家政治の終わり、城下町から脱皮して、時代の夜明け、黎明の明治、大正、昭和へと活気に満ちた商業の町福知山町は、当時文明開化の先端を行く鉄道を軸といたしまして、大阪、京都へと物資の交流を盛んにし、商都福知山を築き上げました。
それはもちろん重要でございますが、今や、商都福知山市はこれだけでは守れません。この第3次総合計画改定案には、「大型店と地元産業との共存共栄に努めます」とございます。しかし、大手百貨店そごうの撤退した町では混迷を来しておりますし、福知山市におきましても、イズミヤの撤退の状況とあわせ、商店街には空き店舗が増えております。
したがって、市内全体の消費能力が大幅に下がり、商都福知山の冷え込みにますます拍車をかけることとなってまいります。この経済の悪循環のもとは、大きくは国の政治に問われるところが多いわけでございますが、市民の生活に責任を負う福知山市といたしましても、市民の生活を守る立場から、知恵を出した政策が求められます。
その結果、商都福知山の冷え込みにも拍車をかけることになってまいります。この悪循環をどこから変えていくのか、大変難しい問題ではございますが、行政としても知恵を出さなければならないと思われます。そのためには、市職員の皆さんや労働組合との十分な話し合いが必要になってまいりますが、どのような話し合いがどれぐらいなされたのか、お尋ねをいたします。 以下、事項別明細書により質疑をさせていただきます。
さて、私はこの質問の第一番目に、今、とりわけ地方財政が大変厳しく、また経済活動が長期的に深刻な様相を示している中で、本市の大型公共事業の今後のあり方、また商都福知山を支える市政を実現するために、以下、質問を行ってまいります。 まず初めに、今、本市最大の大型のプロジェクトとして進められている鉄道・高架事業についてであります。